2010年6月24日木曜日

経営セーフティ共済 感謝状


2010年6月1日付けで、中小企業基盤整備機構から、経営セーフティ共済の加入目標を達成したことで「感謝状」をいただきました。
ありがとうございました。

現在、青色申告会でお取り扱いしている「経営セーフティ共済」とは、
一定の掛金を掛けておくことで、取引先が倒産して売掛金債権等が回収困難となったときに貸付けが受けらる制度です。なお、掛金は必要経費になります。

内容を説明すると、個人事業主の場合は、次の感想が多いです。
「大きな取引先が倒産したら、ウチも倒産だ。だから、意味がないよ。
たしかに。(^^;ヾ

では、取引先の倒産がなく、貸付を受けずに解約したらどうなるでしょうか?
ポイントは払い込み月数が「40ヶ月」以上かどうかです。
「40ヶ月」以上であれば、掛金の全額が戻ります
ただし、全額「売上(雑収入)」に算入します。

「あれ?掛金が必要経費になっても、解約時に売上(雑収入)になるなら意味ないよね?」
たしかにおっしゃるとおりです。
しかし、解約時にパソコンを買うとか、車両の頭金にするとかできますよね。
40ヶ月=3年4ヶ月。
パソコンの買い替えサイクルに近いですね。

(具体例)
掛金毎月5,000円 1年間 60,000円の経費
5,000円*40ヶ月=200,000円
40ヶ月後に200,000円のパソコンが買えます。
積立金をするなら、経営セーフティ共済の方が有利ですね。

ここがポイント!
・掛金は全額経費
・解約時は売上(雑収入)
・解約時にパソコンなどを買うといい
・40ヶ月以上掛ければ、解約時に全額戻る
・月払・年払いもできる
・月額5,000円~80,000円(平成23年10月までに改正予定・・・20万円!)
・積立限度額320万円(平成23年10月までに改正予定・・・800万円!).

もちろん、細かい規定もありますので、お気軽にご相談ください。

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